今月中旬に発表される昨年12月の全国百貨店売上高は、高額品や衣料品の動きが鈍かったことから
11月に続き大幅減となり、10カ月連続で前年割れとなる見通し。
企業業績の不振による株価下落や雇用不安など買い控え心理を増幅させる要因が重なり、
消費環境の厳しさが増すなか、昨年12月は土日が前の年より1日ずつ少なかったことも影響し、
百貨店売上高は大幅減が続いている。
主力の衣料品や高額品がクリスマス商戦で苦戦したとの指摘が相次いだ。
一方、食品部門は引き続き堅調。
ロイター
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK021547320090107
個別の12月速報が出ているが、
伊勢丹ー10%、三越ー9.9%、高島屋ー10.2%、大丸-9.8% 、松坂屋-13.7%
と、 主力百貨店はほぼ10%のマイナス
という驚く結果。
いや、これには驚愕
自分は流通関係に長くいたが、百貨店が揃ってここまで落とし込みするとは。。。。
お正月の初売りも、福袋は好調との記事が多かったが、
百貨店の初売り低調…景気後退で倹約志向、衣料品伸び悩み
百貨店各社の初売り商戦は、景気後退を反映して衣料品を中心に売り上げが伸び悩み、厳しい新年の幕開けとなった。
一方で、食料品や肌着などの実用品は割安感から堅調な売れ行きとなり、消費者は倹約志向を強めている。
各百貨店の初売りは、前年より売り上げが減った店が多かった。
日本橋高島屋は、2〜3日の来店客数自体は前年同期を5%上回ったものの、1人当たりの平均購入額は減少し、売上高は5%減と低迷した。
日本橋三越も、衣料品の不振などが響き、2日の売上高は9%減少した。
大丸東京店は2〜4日の来店客数と売上高が、いずれも前年を下回った
読売新聞
都心だけでなく、
大阪の百貨店も初売り苦戦 高額品落ち込み鮮明
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090106/biz0901062154019-n1.htm
静岡県内、百貨店の初売り低調 高額品離れ目立つ
日経
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090105c3b0505105.html
九州・山口の百貨店 初売り低調、冬物衣料が苦戦
読売新聞
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090106-OYS1T00205.htm
道内百貨店 初売り大半が前年割れ 節約志向を反映
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/138935.html
そこで、
苦戦続く百貨店業界、高コスト体質改善のリストラが浮上のカギに
景気低迷の長期化が懸念される中、消費者の生活防衛に対応した販売戦略にとどまらず、高コスト体質を改善するリストラが来期以降の収益を展望する上で浮上のカギになるとの見方も出ている。
野村証券・アナリストの正田雅史氏は「百貨店各社はリストラする余地は広い。都心に土地を保有するなど豊富な資産があり、これを活用して経営改善を進めるべきだ」とした上で「今期は下半期の落ち込みが大きいため、一段の構造改革に踏み込めた企業は、消費環境が厳しい中でも来期下半期には浮上の余地が生じてきそうだ」と語っていた。
ロイター
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-35723920090106
という話になる。
百貨店の 高コスト体質を表す典型的なニュースとして
丸栄、今期経常益26%減に下方修正 販売不振で
2009年2月期の連結業績予想を下方修正した。個人消費の低迷による高額品や衣料品などの販売不振が主因。経常利益は前期比26%減の4億6000万円と、従来予想から2億円減る見通しだ。
日本経済新聞
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/gyoseki.aspx?site=MARKET&genre=m3&id=AS2D0601Y%2006012009
売上高は前期比4%減の487億円
営業利益予想は前期比43%減の7億7000万円
売上高は −4% なのに
営業利益で 43%も マイナスしてしまう。
損益分岐点はいくら???
百貨店の高コスト体質は今に始まったわけではなく
伝統的な構造。 従来より課題とされてきたものに根本から手を入れることなく
やってきたのは、
ブームに乗っかたテナント入替、増床、不振店閉鎖、M&A、
変化に対応できる構造の変革を手がけていないから
厳しい状況は続く。
更なるM&Aも取沙汰され始めているようだが、
M&Aして
そもそも、衣料品不振を主要因にあげているが、
百貨店、軒並み2けた減 12月売上高 ユニクロ10%増
フジサンケイ ビジネスアイ
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200901060056a.nwc
であって、
衣料品不振ではなく、
ロープライス・ハイファッションへの顧客の変化に
いまだに対抗できていない。百貨店は。
というべきであろう。
ユニクロだけでなく、H&Mとかの
ファストファッションの流れは、
金融危機、株価下落の前から始まっているのだし。
単に安くないから売れないわけでもないし。
これがすべてではないが、
これからしても、百貨店はビジネスの流行に遅れてる。
あのウォールマートですらチャンネルあるし
http://jp.youtube.com/user/walmart
当たり前か
関連
初売りの速報ニュース
こんな時代だから出張費は減らしたい・・・な・の・で・ネットで仕入♪♪TOC Buyer's NET
追記)
松屋/衣料品の不振など響き大幅減益、営業利益94.5%減
(決算 / 2009年01月07日)
松屋が1月7日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高は667億5200万円(前年同期比6.0%減)、営業利益6800万円(94.5%減)、経常利益1億1900万円(89.5%減)、当期利益200万円(99.4%減)の大幅減益となった。
通期の業績予測は売上高795億円(2.7%減)、営業利益8億円(48.6%減)、経常利益8億円(45.8%減)、当期利益2億円(41.1%減)と大幅減益が続く見込み。
流通ニュース
http://www.ryutsuu.biz/accounts/b010712.html
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